ロッキー・ザ・ファイナル
突然誘われて、昨日見て来た。
内容といえば、年取ったロッキーが再び立ち上がり試合をするよ、あと周辺の人たちとの交流を描くよ、くらい書けば十分か。
ロッキーは奥さんの名前を冠したレストランで日々昔話で客の接待をしている。現実にもこういう人っているのかな。大豊みたいにすっかり料理人になっちゃうよりはいいよな(笑)
親の影におびえる息子。
妹を亡くし、過去を捨てたい親友。
昔ロッキーと話したことのある女性。
そこらへんに向かってロッキーは言葉をかけるのだけど、それはごくありふれた、ある意味陳腐な言葉なのだが、ロッキーが言うとぐっとくるなあ。
「Gonna Fly Now」が流れてきて、鳥肌。
試合前夜のアレは、さすがに不貞すぎないか?うーん。
ロッキーの試合にかける意気込み、というかスタローンのこの作品にかける意気込み、というものが画面から伝わってきて、隣に人がいなかったら泣いていたかも知れない*1。
試合終了、そして幕が降りるのだが、周辺の人たちのその後がどうなったか、何も語られない。おそらく、ロッキーの心が伝わって、強く前へ進んでいることと思う。
"NEVER GIVE UP"
*1:涙腺弱くなったもんだ