どこまで戻るんかの(5/30、日本1-2イングランド)

 まわりまわって昨年のオランダ戦のところに戻ってきたのかなあとか、2006年はドイツ戦出来がよくて本戦がアレだったんだよなあとか、国内組がいい試合しても海外組が戻ってきたらメンバー元に戻って低調だったよなあとか、過去に思いをはせる試合であった。
 結局なんだかんだいって90分守りきれてないのよな。せっかく1点取ったのにね。本番ハイテンション保って守り切ろうと思っているなら、コンディション上げてる最中なんだったら疲れたメンバーどんどん替えていって最後まで守り切れるかテストしてほしかったよ。やるサッカー変えるなら変えるでそのサッカーが通用するんだという確信を得ないと。「善戦」で終わっちゃって、しかも負けちゃって、なんとも中途半端、もったいなかったなあと思う。それじゃ意味ないんよ。「ここまで来られたから本番はあそこまで行けるだろう」じゃなくて「1回あそこにたどり着けたんだからまたあそこまで行けるさ」なんよ。受験本番で100点取れる奴はたいてい、模試でも100点取ってんのよ。模試で80点だったから本番は100点取れるだろうなんて、希望的観測つうのよ。サッカーってそういう、成功体験が大事なんじゃないのかなあ。
 佑二がついにゲームキャプテンから陥落。ターニングポイントなのかも…
 走れないやつ、コンディションが100%でない選手は出場させない方がよい。ますます走れないとダメなサッカーになっていく。
 一番おおっと思ったのは、左から釣男のストレートクロス*1→岡崎飛び込むが合わない、というシーン。釣男が蹴った軌道が枠行っていたら、何かが起こったかも知れない。俺の中ではあれが一番惜しかった。
 日本サッカーの日本化は、おあずけなのかな。守り倒す。もしかしたらホントに3バックつうか5バックもやるかもね。フランス大会か。12年前か…
 前半は面白かったんだがなあ。勝ってたからかな。
 次は最後まで面白い試合を期待しております。

*1:というか殆どシュート