オシャレDFがブームか

6/11 2006FIFAワールドカップドイツ大会 グループリーグ グループD@フランケンシュタディオン(ニュルンベルク)
メキシコ3-1イラン
メキシコ:28'&76'オマール・ブラボ、79'シーニャ
イラン:36'ヤハ・ゴルモハマディ

 メヒコ!メヒコ!ラーラーラー!
 やっと見終わった(苦笑)
 キャプテン・マルケス、後半は効いていた。運動量豊富で、色んなところに顔を出していながらも、ピンチの時にはちゃんと最終ラインに戻っているんだよね。えっと、どこかの3色のチームのキャプテンは見習ってください。
 オシャレヒールで右サイド*1にパス、そのままスペースに走りこんで浮き球にヘディングで合わせたシーン。プジョルマルケスバルサのDFはオシャレですなあ。
 スコアほどの差があったわけではない。2点目はイランのGKとDFが連続でパスミス、そりゃやられるのも道理、しかしそこにつけこんでしっかり決めたメヒコのしたたかさよ。メヒコは強いというよりはうまい。その高い技量でもって、集団で攻めて集団で守る、という印象。ボルヘッティ*2が交代しちゃってどうなることかと思ったけど、この2点目で決まった感があった。あと守備の仕方はどちらかというとアタックに行く傾向があるね。抜かれたらカバーすりゃいいって感じで。ああいう守備の方が楽しいな、効果的かどうかは別にして。
 試合後、GKサンチェスと抱き合ったMFパルドの目がうるうるしていたので「そんなに嬉しかったのか」と思っていたのだけど、サンチェスの父親が亡くなって、彼自身試合に出られるかどうかという状態だったらしい。そんな背景があったのか。勝利おめでとう、サンチェス。
 メヒコは、ボルヘッティがいない時の攻撃がどこまで機能するかだな。彼がいる時は頻繁にポストプレーが使えるのでボールの出し入れがスムーズに行くけど、後半彼がいなくなってからサイド中心の崩しをしていたが*3、ハイクロスに合わせられる選手が少ないので決定力が不足する気がする。イランは、前半はよかったと思うんだけど。後半は何もできなかった気が。うーん、正直あまり印象がない。「がんばってくれ」としか言えない。
 えー、2戦目の結果はもう知っているんだけど、頑張れメヒコ。決勝トーナメント行ってちょうだい。

*1:メンデス?

*2:4年前は殆ど「ボルゲッティ」という表記だったけど、近年オリジナルの発音に近い表記が流行ってるのかな

*3:そして機能していた