オレカ

 一時退場の重みというのは、コートが狭いスポーツで有効ではないかなあ。
 アイスホッケーでの得点はパワープレイ*1からのものが多い。
 ハンドボールでは2分ぽっちの一時退場処分があるが、コートがあれだけ狭いし人数も少ないので効いてくるだろうなー。
 …と思ったら、ラグビーみたいな広いコートのスポーツにもあるんですな。シンビン。10分。



 サッカーへの導入は、悪くないんじゃないかな。イエロー2枚で退場、という杓子定規の*2ジャッジによって「審判が試合を壊した」といわれなき中傷を審判が受けることが減るといいな。現在のペナルティエリア内でのファウルが問答無用でPK+退場ってのがPK+一時退場にかわるなら前者の理不尽さも多少薄まる。
 基準をどうするかってのはあるけれど。例えば単純に、イエロー1ポイント、一発オレンジ=2ポイント、一発レッド=3ポイントにして合計2ポイント溜まったら一時退場、3ポイント以上溜まったら退場とか。仏の顔も三度まで、ということで。



1.イエロー→イエロー(=オレンジ、一時退場)→イエロー(=レッド、退場)
2.イエロー→オレンジ(=レッド、退場)
3.一発オレンジ(一時退場)→イエローorオレンジ(=レッド、退場)
4.一発レッド(退場)

 なんてね。カードの累積についてのルールが面倒くさそうだ…



 一時退場が発生したチームがボールを回して時間を浪費するだけでつまんなくなるのではというのは、確かにあると思うが、どのスポーツでも人数が少なくなった時に守備的になるのは当然だし、守備的なチームは退場者が出ようと出まいと守備的なわけだから、そんなにつまらない展開にはならんのではないか。逆に人数が多い側のチームが周りから煽られて「攻めなきゃ」となって展開が変わることが多くなりそうな。
 こういうルール改正*3が、やる方も見る方もストレスが軽減される方向になれば、いいんではないかと思いますことよ。ルールが増えて審判の負担増→トンデモ判定続出→選手も観客も不満爆発、なんてことだけはやめてね。

*1:相手選手が退場し、人数が多い状態のこと、だったっけな

*2:しかし、ルールに則っている

*3:ほかにもハーフタイムの時間延長とか、交代枠とか、色々あるみたい