最後のCS王者

 チャンピオンシップの興奮で寝られそうにないなあと思っていたが5時間ほど寝られた。とは言っても寝たのは5時くらいだったんだが。
 オフィシャルバスツアーなのでゆっくり出発。クィーンズスクエア来るのは何年ぶりだろうか。知り合いがわらわらいたが当初一緒に乗る予定のメンバー以外は別のバスだった。
 着いたら開門直前。ダレカンペオンはまだ早いだろう、しかし雰囲気に乗せられてちょっと歌う。前のおっちゃんの背中にくくりつけられた女の子が耳を塞いで「うるさい」と言っていた。でもダレカンペオンは覚えた模様。
 入って準備。結局満席にはならないのね。チケットゲッターさんを恨む。
 コンコースで集会。「一人一人の〜」モチベーションあがる。
 浦和側はさすがの大人数。しかしコアなゾーンはそんなに広くはなく、ほかの場所はかなりぬるいので恐くはない。まあでもぬるくはあってもそれが何万人も集まるとそれはそれで凄いんだけど。横浜の人も、もっとサッカー観戦に興味を持ってくれるようになってほしいなあ。
 前半は帯持って跳ねて、後半から最後までは旗振り。前全く見えないね。ま、そんなもんだ。旗振る方が息が乱れにくく、声が出る。トオルさんと目が合ったので煽ってしまった(笑)
 1-0でタイに持ち込んで延長というプランは浦和側のものかと思ったけど崩して取った点ではなかったので「横浜から2点取れると思うなよ、あとは横浜が点取るだけだ」と思っていた。延長開始前とPK開始前の歌は、感動した。
 PKは時の運だとよく言われていて、俺もそう思うんだけど、今回は勝つべくして勝ったと思う。ムードメーカーであろう釣男があのしょぼいキックを蹴った瞬間「勝った」と思った。録画を見なおすと、横浜の選手のふてぶてしい態度が見て取れる。テレビで見てた人で、横浜の選手が外すと思えた人はいなかったんじゃないかな?あの場面は王者と挑戦者の経験の差、勝者のメンタリティの差が出たと思う。あとは浦和側のゴールであった事もあの結果につながるファクターの一つかなと。横国だったら危なかったんじゃないかな?悲しいかな横浜のゴール裏はPK時に足並みがそろわないで雰囲気が微妙になってしまう。浦和ゴール裏の統制の取れた雰囲気が、彼らが邪魔しようとする意図に反して、横浜の選手の集中力を生んだのではないかと思う。その点は浦和サポさんありがとう。
 試合終わってそこらへんと握手したり抱き合ったり。わざわざトオルさんがやってきて握手してくれた。ダレカンペオン、俺たちの誇り、コーヒールンバ。みんなより早く勝ちを確信したので試合終了時には泣けなかったがそのうちじわじわ来た。
 あきひさ君と話して、「エースケ」コールをした。周りが応えてくれて嬉しかった。俺的MVPはエースケ。
 「ユサンチョル」コール。兄さんがこっちにやってきて、お辞儀した。反則だ。涙が溢れだした。
 バスに戻ってテレビを見る。あれ、テレビ東京映らない。埼玉だからですか?と軽口を叩いたがTBSも映らず。オイオイ。まあ0時には東京の方に来ていたので映った。(追記)単純にバスのアンテナが良くなかったみたいですな。ほかのバスでは写ってたそうなんで。気分悪くされた方いたらごめんなさい。まあここに来る人も激減してるからだいじょぶかな?
 ビブレの祝勝会は警察が早々にやってきてしまったので大半は帰っていった。feverさんを待つ間シャンパンいただいていた。ありがとうございます。飲みたがりのしおとひいろがやってきたが俺とオーマリさんが横国に行くと聞いて愕然としてる。予め言ってあったのに…結局ひいろがゲロゲロになったので二人はタクシーでひいろの家へ。
 feverさんにろくな挨拶もできぬままオーマリさんと夜の横国へ。誰もいない横国。日本一のチーム、日本一のスタジアム。幸せだ。
 最後のチャンピオンシップ。名勝負を演じた横浜と浦和。浦和は強かった。これからもっと強くなるんだろうな。しかし勝者は横浜。永遠に語り継がれる記録。
 横国から新横浜に二人でダレカンペオンを歌いながら戻った。俺達がチャンピオンだ。



12/11 Jリーグ サントリーチャンピオンシップ第2戦@埼玉
浦和1-0横浜
延長
浦和0-0横浜
PK
浦和2-4横浜